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家族葬で受け付けは必要?誰にお願いするべきかも解説

人が亡くなった時は慌てることが普通で冷静に考えている余裕は全くありません。その中で喪主として決めなくてはいけないことが沢山ある事に不安を感じるはずです。

現在ではご家族を中心にご家族、ご親族で執り行う家族葬という言葉が浸透していますが家族・親戚以外でも親しい間柄の方は参列されるのが家族葬でもあります。

このような場合には一般葬と同じく、受付を作り参列者の記録を会葬帳やカードで記録を残し、お香典の管理にも注意が必要です。

家族葬をスムーズにおこなえるように、ここでは家族葬の準備として、家族葬の受付について説明します。

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家族葬で受付は必要?

家族葬で受付を作らなければいけないという決まりはありません。

以前の葬儀であれば一般葬がメインだったので受付は家族から直接依頼される事が多く、近所・友人・会社関係などがお手伝いする事がありました。

家族葬は基本的に家族、親族を中心としたこぢんまりと執りおこなうお葬式のことを言いますので家族のみであれば無理に受付を作る必要はありません。

喪主も家族のみであれば参列者の把握は出来、香典も直接受け取れますし、間違いも起こりません。

家族葬でも会葬が多い場合や故人様の友人や会社関係などご遺族とあまり面識がない方々が参列する際には必ず受付を作る必要あります。

その際には最低でも2名(香典を受け取る人・香典を管理する人)を手配して分担して対応するとスムーズです。この際に香典を受け取った流れで渡すケースと参列者が帰るタイミング渡すケースがあるので受付の開始前打ち合わせで葬儀社に確認が必要です。受付開始は通常開式1時間前となるので、受付を依頼された場合には、更に30分前には式場に到着している必要があります。

葬儀社と打ち合わせの時点である程度の家族葬の参列人数を伝えれば受付を作るか、作らないかを提案してくれます。

家族葬で受付を置かない場合の対応、注意点

受付を置かない場合に香典が発生する場合もあります。その場合には参列者より直接喪主に手渡されます。本来受付を置かないという事は香典を辞退するという事にもなるので注意が必要です。受け取らない場合には、「故人の遺志により香典は辞退しております」と伝えます。その様な場合に葬儀社に事前に相談すれば香典辞退の案内を作成する事も可能です。

もしお香典を受け取るようであれば誰からお香典をいただいたのか分かるように管理し、後返しでお返しするのが良いでしょう。香典だけでなく供花代の支払いなどが発生する場合もありますので、その際には葬儀社に声をかけて対応してもらいましょう。

家族葬の受付は誰にお願いするのが適切か

受付をお願いするのは喪主・家族以外の比較的遠い親戚の方にお願いするケースが多いです。血縁者が受付をすると思っている方もいますが通常、式中は故人様を送るために式場内に座り、席を離れることが出来ません。

家族葬で会葬者が何人来るのかまで把握しているようであれば受付が終わった時点で式場内に移動することもできます。その後は葬儀社が一時的に対応する場合もあります。

家族葬の受付に謝礼は必要?

その場でのお礼の言葉で済ませる方もいますが、受付に関してお手伝いをしていただいた方へ謝礼を渡すのが一般的です。謝礼を受け取らない方もいますので、その様な場合には葬儀後に品物を渡す方もいます。

受付の役割としては、参列者への挨拶から始まり、会葬帳の管理や香典の管理などやるべきことが多く責任重大です。

まとめ

家族葬をおこなうときの受付について必要な知識をまとめました。

葬儀は現在、高齢化社会・核家族化によって参列者も減り、家族葬が多くなっています。家族葬は受付を必ず作らないといけない分けではありませんがお香典が発生した時に受付がないと慌てることになります。

もしもの時に慌てない為にも、ご家族で家族葬について一度話し合っておく事で少しでも後悔のないお葬式を執りおこなう事が出来ます。

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この記事を書いた人

小林 栄樹(事業本部長)

資格
・厚生労働省認定 葬祭ディレクター1級
・グリーフケアアドバイザー1級

神奈川県に生まれ、愛川町半原の自然豊かな町で育ちました。
営業職を経験後、葬儀業界に身を投じて20年以上の大ベテランです。
納棺師を運営する会社で「現場~マネージャー」の経験を経て葬儀社に転職しました。その後、老舗・中堅葬儀社など様々な現場責任者の経験を積み、現在のアイセ・メモリアル神奈川にて主に運営・管理者として精進しております。
趣味はサウナ・ゴルフ・妻とグルメドライブで、家族を一番大切にしています。
座右銘は「我即宇宙・我以外皆我師」です。

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