ご遺体の長距離搬送とは?県外搬送の流れ・費用・注意点を葬儀社がわかりやすく解説
突然のご逝去。
その悲しみの中で、
「故郷へ連れて帰ってあげたい」
「実家の近くで送りたい」
「遠方の家族が集まりやすい場所で葬儀をしたい」
と考えるご家族は少なくありません。
しかし実際には、
- 病院からすぐに搬送を求められる
- 何から決めればいいかわからない
- 県外搬送の費用が想像できない
- 長距離でも状態は大丈夫なのか不安
- 深夜でも対応してもらえるのか心配
など、多くの不安を抱えながら判断しなければならないのが現実です。
特に近年は、都市部で生活しながら地方にご実家やお墓がある方も多く、長距離搬送のご相談は年々増えています。
アイセ・メモリアルでも、
- 神奈川から東北方面
- 相模原市から静岡・新潟方面
- 東京から九州方面
- 警察署から県外への搬送
など、さまざまな長距離搬送のご相談をいただいております。
この記事では、ご遺体の長距離搬送について、流れ・費用・注意点を、初めての方にもわかりやすく解説いたします。
ご遺体の長距離搬送とは?
ご遺体搬送とは、病院・施設・警察署などから、ご安置先や葬儀会場まで故人様をお連れすることをいいます。
その中でも、県をまたぐ搬送や数時間以上の移動を伴うケースを「長距離搬送」と呼ぶことが一般的です。
例えば、
- 神奈川県から青森県へ
- 東京都から長野県へ
- 相模原市から大阪府へ
- 千葉県から九州方面へ
などのケースがあります。
以前は「地元で暮らし、地元で送る」という形が一般的でしたが、現在は働き方や家族構成の変化により、生活する場所と故郷が異なるケースが増えています。
そのため、
「最後は生まれ育った場所へ帰してあげたい」
という想いから、長距離搬送を選ばれるご家族が増えているのです。
長距離搬送が必要になる主なケース
地元へ帰してあげたい
もっとも多い理由が、「故郷へ帰してあげたい」という想いです。
特に高齢の親御様の場合、地方出身の方も多く、
「最後は地元で送りたい」
「先祖代々のお墓へ納骨したい」
という希望を生前から話されているケースもあります。
ご家族としても、
「住み慣れた場所へ帰してあげたい」
という気持ちになるのは自然なことです。
お墓や菩提寺が遠方にある
代々のお墓やお寺が地方にある場合、その地域で葬儀や火葬を行うために搬送するケースがあります。
特に地方では、親族や地域とのつながりを大切にされることも多く、地元での葬儀を希望されるご家庭も少なくありません。
家族が集まりやすい場所で行いたい
現在住んでいる地域よりも、親族が集まりやすい地域で葬儀を行うケースもあります。
たとえば、神奈川で亡くなられたものの、ご親族の多くが東海地方に住んでいる場合などです。
ご高齢の親族が多い場合、移動負担を減らすために長距離搬送を選択されることもあります。
施設や病院が遠方だった
老人ホームや病院が遠方にあり、ご自宅近くまで搬送したいというケースもあります。
近年は、空き状況の関係で遠方施設へ入居されるケースも増えているため、このようなご相談も増加傾向です。
警察署からの搬送
突然死や事故などの場合、警察署へご安置されるケースがあります。
その後、ご家族の希望する地域へ長距離搬送を行うこともあります。
特に警察案件では、ご家族も精神的に大きなショックを受けている中で判断を迫られるため、丁寧なサポートが重要になります。
長距離搬送の流れ
1. 葬儀社へ連絡
まずは葬儀社へご連絡ください。
その際、
- 現在の場所(病院・施設・警察署など)
- 搬送先住所
- ご希望地域
- 面会可能時間
などを確認しながら進めます。
この時点で、まだ葬儀内容が決まっていなくても問題ありません。
「まずは搬送だけお願いしたい」というご相談も可能です。
2. お迎え・ご搬送
寝台車でお迎えに伺い、ご希望先へ搬送いたします。
長距離の場合は、
- 高速道路状況
- 深夜帯の移動
- 天候
- 到着時間
などを考慮しながら安全に進めます。
ご家族によっては、
「最後に一緒に帰りたい」
と同乗を希望されるケースもありますが、安全面での観点から同乗は不可となります。
3. ご安置
搬送先へ到着後、ご自宅や安置施設へご安置いたします。
その後、
- 葬儀打ち合わせ
- 火葬場予約
- 日程調整
などを進めていきます。※地元の葬儀社が打ち合わせを行います。
長距離搬送の費用相場
長距離搬送の費用は、距離・時間帯・地域によって変動します。
一般的には、
- 基本搬送料金
- 距離料金
- 高速代
- 深夜早朝料金
- ドライアイス代
などが含まれます。
費用の目安
- 50km前後:3万円〜6万円程度
- 100km前後:5万円〜10万円程度
- 300km以上:10万円〜20万円以上
※地域・時間帯・条件によって異なります。
また、夜間や早朝、警察対応などの場合は追加費用が発生するケースがあります。
ただし、費用だけで判断してしまうと、後悔につながることもあります。
長距離搬送では、単純な移動だけでなく、
- ご状態維持
- 安全運行
- ご家族への配慮
- 柔軟な対応力
なども非常に重要になります。
「安いから」という理由だけではなく、安心して任せられる葬儀社かどうかを確認することが大切です。
長距離搬送で大切な「ご状態維持」
ご家族が特に心配されるのが、
「長時間の移動で状態は大丈夫ですか?」
という点です。
長距離搬送では、適切なドライアイス処置や温度管理を行いながら搬送いたします。
また、季節や移動時間によっては、追加処置をご提案する場合もあります。
特に夏場は気温が高く、ご状態変化リスクも高まるため、迅速な対応が重要になります。
経験のある葬儀社であれば、搬送距離や状況に応じて適切な判断を行います。
飛行機での搬送はできる?
北海道・沖縄・離島などの場合、飛行機を利用した搬送を行うケースもあります。
ただし航空搬送では、
- 専用棺
- 空港手続き
- 時間調整
- 書類確認
など通常搬送とは異なる対応が必要になります。
そのため、航空搬送の経験がある葬儀社へ相談することが大切です。
また、飛行機を利用する場合は時間調整も必要となるため、早めの相談をおすすめいたします。
長距離搬送でよくあるご質問
深夜でも対応できますか?
多くの葬儀社では24時間対応を行っています。
病院から「早めに移動をお願いします」と言われるケースもあるため、深夜帯のご相談も少なくありません。
アイセ・メモリアルでも24時間対応しておりますので、お困りの際はご相談ください。
搬送だけお願いできますか?
可能です。
「葬儀は地元で行うため、まずは搬送だけお願いしたい」というご相談も多くあります。
自宅へ安置できますか?
可能なケースもありますが、住宅事情によっては難しい場合があります。
- マンション規約
- 搬入経路
- ご自宅スペース
などを確認しながら判断いたします。
どのくらい時間がかかりますか?
距離や交通状況によって異なります。
また、休憩や安全確認を行いながら搬送するため、余裕を持ったスケジュール調整が大切です。
長距離搬送は「ご家族の想い」をつなぐ時間
長距離搬送は、単なる移動ではありません。
「最後は故郷へ帰してあげたい」
「家族の近くで送りたい」
「安心できる場所へ連れて帰りたい」
そんなご家族の想いが込められています。
一方で、ご逝去直後は精神的にも大きな負担がかかる中で、多くの判断を迫られます。
特に長距離搬送では、
- 搬送先調整
- 日程調整
- 親族連絡
- 費用確認
など、考えることが数多くあります。
だからこそ、不安な時ほど一人で抱え込まず、経験のある葬儀社へ相談することが大切です。
ご家族のお気持ちや状況に寄り添いながら、無理のない形をご提案いたします。
まとめ
ご遺体の長距離搬送は、県外や遠方への移動を伴う大切なサポートです。
近年では、
- 地方出身者の都市部生活
- 遠方施設への入居
- 家族の分散化
などにより、長距離搬送のご相談は増えています。
その中で、ご家族が大切にされるのは、単なる移動ではなく、
「故人様を安心して任せられるか」
という点ではないでしょうか。
長距離搬送では、
- ご状態維持
- 安全運行
- 柔軟対応
- 丁寧な説明
などが重要になります。
アイセ・メモリアルでは、突然のご相談にもできる限り丁寧に対応し、ご家族の不安軽減に努めています。
「まずは搬送だけ相談したい」
「遠方へ連れて帰りたい」
「何から決めればいいかわからない」
そのような場合でも、お気軽にご相談ください。
大切な方との最後の時間を、安心して過ごしていただけるようお手伝いいたします。
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