相模原市の葬儀と費用の相場について
弊社のある神奈川県相模原市は県内でも3番目に大きな都市で『緑区』『中央区』『南区』の3つの区からなる政令指定都市です。
そんな相模原市での葬儀についてご紹介します。
相模原市の葬儀式場について
相模原市で葬儀を行う際には南区古淵にある、相模原市営斎場で火葬をするのが一般的です。火葬料は生前の住民登録が相模原市にあった場合は6,000円(非課税・市民料金)になります。
【市民料金・市外料金とは】
前述した通り、生前の住民登録のあった自治体が運営している公営斎場で火葬するのが一般的であり、その理由は市民料金という枠で火葬をする事が出来るからです。一部地域を除いて火葬場というのは公営になるので市区町村単位で自治体が運営している事が多いです。一つの自治体が運営している場合もあれば複数の自治体が運営している事もあります。
生前の住民登録が故人様・喪主様の最寄りの自治体でない場合は市外料金という枠で火葬をする事になります。その場合は自治体にもよりますが、市民料金よりも4~5倍の火葬料金がかかり、火葬炉を予約する際には市民優先になるので様々な制約をかけられることがあります。
※火葬場によっては故人様の生前の住民登録地が最寄りの公営自治体でなくても死亡届の届出人(火葬炉使用申請者)の住民登録地で市民枠が適用になるケースもあります。
もちろん不幸事はいつ、どこで起こるかは分かりませんが火葬場の事情を調べたうえで葬儀社へ事前相談を行うことをおすすめします。
相模原市の火葬場は南区古淵にあると先述しましたが緑区(旧相模湖町)に新たな火葬場を建設しようとする案が数年前から計画されています。令和9年には相模原市民の死亡者数が現存する相模原市営斎場の火葬能力を超過すると予測されており、平成26年度から新たな火葬場候補地の選定、平成28年度には最終候補地を緑区青山として住民説明会などを行ってきました。しかし、令和3年現在でも進展が見えておらず、死亡者数がピークに達する頃に間に合うのかが疑問視されています。
【相模原市営斎場】
相模原市営斎場には火葬棟の他にお通夜・葬儀を行う事の出来る式場棟もあり『大式場・小式場』の2式場があります。
- 大式場は使用料50,000円(非課税・市民料金)
- 小式場は使用料40,000円(非課税・市民料金)
『大式場・小式場』と聞くと大きさ、広さに『大きな差』があるかと思われるかもしれませんが、実際には極端な差はありません。
- 大式場は最大100席
- 小式場は最大70席
家族葬が多くなり、会葬者数も小規模になりつつある昨今では相模原市営斎場の小式場でも『大きい・広い』と感じられる方も多いようです。
相模原市営斎場の様な公営斎場では各式場の開式時間と出棺時間は予め決められているところがほとんどで『葬家・会葬者』とのニーズにギャップがある場合もあります。
公営斎場の
- 式場棟と火葬棟を歩いて移動するだけで良いこと
- 式場使用料が安価であること
などを見るとメリットが多いように感じますが
- 多くの人が使用したいと思うこと(人気)
- 公営斎場での葬儀を葬儀社が勧めする(使用料が安価なため)
などの理由から『使用するまでの日数が長くなる』というデメリットもあります。使用時期にもよりますが、1週間以上待つという事もあるそうです。
【ご遺体の保管について】
ほとんどの公営斎場で霊安室が備えられている事が多いです。
相模原市営斎場も例外ではなく1日3,000円『非課税・市民料金』で使用する事が出来ます。
故人様との面会も可能ですが公営斎場の霊安室使用には様々なルールがあります。
主な一例をあげると
- 納棺済みでなければならない
- 式場を使用する方のみ安置可能(火葬炉のみ使用する場合は不可)
などです。※斎場ごとに差があるので葬儀社に確認が必要です。
公営斎場での安置・葬儀の時間がかかってしまう場合には民営斎場(貸し斎場)や葬儀社がご遺体の保管や葬儀場所を提供します。
もちろんご遺体を『故人様の自宅』あるいは『親族の自宅』にご安置をする事も可能ですが、核家族化が進んでいる昨今では、立地、物理的にご安置が難しいという事も多いようです。また、自宅で安置をする際に夏場は難しく、故人様にドライアイスを局部的にあてる事しかできない為、ご遺体の『保全・保管』の観点からは保冷庫のある安置施設よりかは劣ります。
【民営斎場の融通】
街で見かける『〇〇斎場・〇〇ホール』といった施設はその葬儀社が所有している専用式場のケースもあり、弊社の『ホール縁』のように自社のみならず他社へ貸出している『貸し式場』もあるので、式場・斎場ベースで考える場合は調べた上で事前相談をする方が良いでしょう。
葬儀社が所有している斎場や、貸し斎場は葬儀の時間を自由に設定できるケースが多く、様々な融通が利く場合が多いです。しかし一方で
- 火葬場へ車などの交通手段を伴った移動をしなければならない
- 民営の斎場なので公営斎場よりも使用料金が高くつく
などといったデメリットもあります。
相模原市の葬儀費用について
大切な方が臨終の際には『病院・施設』から葬儀社の手配依頼、紹介をされ喪主を中心に葬儀社を選定する事になります。以前よりは事前相談をする方も増加傾向にありますが、殆どの方がその場で探す事になります。探す上で決定する要因の一つとして葬儀費用を比べられる方も多いでしょう。
葬儀費用の設定は葬儀社ごとでバラバラです。しかし、葬儀費用を算出するうえで共通な公式は
『固定費』+『変動費』+『火葬料・式場料』です。
【固定費】
固定費というのは『葬儀を行う上で必要なサービス・物品』の費用の事で、葬儀社の考え方により金額は様々です。なぜ様々なのかというと『葬儀社の規模』『必要なサービス・物品』の考え方が違うからです。
葬儀の際に外注費が嵩む葬儀社は必然的に固定費に含まざるを得ませんし、多くの従業員を雇用している葬儀社も同じです。
固定費の中身も葬儀社により様々です。例えば葬儀までのご遺体安置料の日数が3日までの葬儀社もあれば、葬儀当日まで追加費用不要といった葬儀社もあります。固定費の事をプラン料金やセット料金と表している葬儀社が多いので比較検討する参考にしてみてはいかがでしょうか。
【一昔前の葬儀社からの変化】
そもそも葬儀社というのは地域に根差した個人店が多かったのですが、最近ではネット広告を使用して集客をする葬儀社が増えています。さらに大手互助会といった会社規模の大きい葬儀社もあり、地域の個人店葬儀社は苦戦を強いられる時代になってきています。
携帯電話、スマートフォンの普及によりネット集客の葬儀社の台頭が顕著になり、葬儀費用の固定費も以前に比べれば低く設定されている事が多いので葬儀単価も以前より低くなりました。しかし、葬儀は高額です。故人様の最期の主役の場でもありますので、安心して任せる事の出来る葬儀社を選びましょう。
【変動費】
変動費というのはオプションと表す事も出来ます。『返礼品・食事・供花』が主な項目です。喪主・親族が自分で手配をする事も出来ますが多くは葬儀社が提携している会社のパンフレットから手配を依頼する事が多いと思います。各葬儀社で様々な内容ですが、金額のラインは大体同じです。予算に応じて依頼をするのか、否かを決めましょう。
費用を抑えるという事であれば『喪主・親族』が自分たちで手配、用意するのが一番ですが葬儀社や葬儀式場によっては提携会社以外の使用不可という所もあり、持ち込み料を徴収されたり一切禁止される事もあるので注意が必要です。
火葬 | 99,000円 ~ 330,000円 税込 |
---|---|
家族葬 | 385,000円 ~ 990,000円 税込 |
一般葬 | 605,000円 ~ 1,320,000円 税込 |
参列される方の人数や、葬儀の日数、変動費(返礼品・食事・供花・お布施等)によりかなり幅があるのがわかります。よく、ネットなどで言われている「一般的なお葬式」というのは、お通夜に50名~150名ほどの参列者、告別式に10名~20名ほどの参列者を想定しております。
近年は参列者の少ない葬儀の形が増えてきておりますので、価格帯についてはあくまでも参考にしていただければ幸いです。
大事なことは ”お見送りする方の思いが込められているか” ”故人のご意思が尊重されているか” だとアイセメモリアル神奈川は考えております。
弊社に於いては、
- 2日葬プランで固定費(385,000円)+変動費+火葬料・式場料
- 1日葬プランで固定費(275,000円)+変動費+火葬料・式場料
- 直葬プランで固定費(99,000円)+変動費+火葬料・式場料
で葬儀を執り行うことが出来ます。
弊社では『低価格で高品質』『完全自社施工』『担当者が一貫してお手伝い』をさせていただきます。
事前相談も365日24時間受付中ですので、ご連絡をお待ちしております。
オリジナル商品のご紹介
画像をクリック
あわせて読みたい
家族葬の準備について解説!葬儀の流れや葬儀後についても紹介
人が亡くなった時は慌てることが普通で冷静に考えている余裕は全くありません。その中で喪主として決めなくてはいけないことが沢山ある事に不安を感じるはずです。 以前であれば一般葬として一般会葬者を呼……
アイセ・メモリアルの事前相談は何を相談できるの?メリットは?
みなさまは「生前に葬儀の準備を考えるのは縁起が悪い」「不謹慎だ」とお考えでしょうか? 突然訪れる大切な方とのお別れ・・・。 心の準備ができないまま、喪主を務めることになることが多い中で、……
家族葬ホールの特徴と費用【メリット・デメリット】
まず、葬儀を行う施設や会場を斎場といいますが、葬儀施設を指す名称はそのほかにも「葬祭ホール」「葬儀場」「セレモニーホール」「メモリアルホール」など様々あり、それらの違いは明確に定義されておりません。……