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家族葬は読経なし・戒名なしで行える?

家族葬を執り行う際に菩提寺があれば当然、お寺さんにお越しいただいて、葬儀中に読経あり・戒名ありとなります。

近年増加傾向にある家族葬の場合には菩提寺がないケースも多くあります。その際に読経あり・戒名ありを希望する場合には、葬儀社が家族指定の宗派で寺院を手配する事になります。その様な時に読経・戒名は必要なのかについて注意点を含めてポイントを解説させていただきます。

家族葬と読経・戒名の意味

家族葬とは

家族葬とは親しい間柄の人や家族などの身内で行われる、小規模な葬儀のことを指しますが明確な定義はありません。葬儀への価値観の多様化により、以前の葬儀の様に寺院を呼んでの葬送の場というよりは、無宗教での故人とのお別れの場と考えるなど家族葬が様々な理由から増加しています。

詳しくは、コラム家族葬とは?内容や注意点を解説【動画あり】をご参照ください。

読経とは

読経とは各宗派のお経を葬儀中に読み上げる宗教儀式の一部です。寺院を手配して葬儀にお寺さんが来ることで葬儀中に読経を上げてもらえます。以前は自宅で亡くなるのが普通でしたので、亡くなった知らせを菩提寺にすると自宅に来て枕経を上げてもらっていました。枕経・通夜・告別式・初七日法要など各読経に意味があると言われています。

戒名とは

・読経や戒名をする理由について

戒名は故人が仏教を信仰していた場合に与えられる名前で生前の名前と違い、あの世での名前(身分)になります。

宗派によって多少異なり、男性であれば信士・居士・院号など生前の功績や寺院に対する信仰の姿勢などを反映し、位がある宗派もあります。戒名を決める際には故人の人柄などを寺院に伝えて決定してもらいます。戒名が決まると位牌やお墓にも彫る事になるので慎重に決定するのが良いでしょう。

・読経や戒名をしない葬儀は2種類

一つ目は無宗教葬の葬儀は宗教者を呼ばないので読経や戒名はありません。最近ではお別れ会という認識で選ばれる方も増えています。

二つ目はキリスト教の葬儀など根本的に仏教とは考え方が違うケースとなります。キリスト教であれば読経の代わりに皆で讃美歌を歌ったりします。

直葬とは

詳しくは、お葬式をせず火葬のみで行う直葬(火葬式)とは?【動画あり】をご参照ください。

無宗教葬

無宗教葬とは、宗教的な儀式や信仰を持たない方が執り行う葬儀形態です。葬儀に参列した事のある人はお寺さんが読経を上げている最中に焼香をするイメージを持っている方が多いですが、無宗教葬になると読経の代わりに故人の好きだった音楽を流したりする事もあります。

家族葬を読経なし・戒名なしで家族葬を行う際のメリット

例えば告別式の時間設定として10時開式であれば読経が40分程度とすると、読経がない分40分程が自由時間となります。その時間を利用して故人に対して手紙を拝読したり、思い出の動画をプロジェクターを利用して映し出すなど家族毎のお別れの時間をゆっくりと過ごす事が出来ます。何かをしなければいけない訳ではなく、故人とのお別れの時間に重点をおいた家族葬を執り行えます。

読経なし・戒名なしで家族葬を行う際の注意点

家族葬という言葉自体は大分世間一般に浸透してきたのである程度は親戚の方などもイメージは出来ていると思いますが読経なし・戒名なしとなると驚かれる親戚もいるかもしれません。葬儀は地域性が強いのでもしかすると葬儀にお寺さんがいないこと自体があり得ないと言われてしまう可能性もあります。その様な場合には事前に家族の意思を伝えて理解を得ておく必要性があります。

まとめ

葬儀の打ち合わせをする際に家族葬で執り行うまでは家族間で話がまとまっているケースは多く見られますが、読経なし・戒名なしで家族を執り行いたいと具体的にイメージ出来ている方は少数と思います。宗教儀礼がある・なしで葬儀の雰囲気も大分が変わってくるので、できれば一度葬儀社に相談してみる事をお勧め致します。

ご不明な点ございましたら、アイセ・メモリアルに電話・メールにて、24時間365日お問い合わせ・ご相談ください。

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この記事を書いた人

小林 栄樹(事業本部長)

資格
・厚生労働省認定 葬祭ディレクター1級
・グリーフケアアドバイザー2級

神奈川県に生まれ、愛川町半原の自然豊かな町で育ちました。
営業職を経験後、葬儀業界に身を投じて20年以上の大ベテランです。
納棺師を運営する会社で「現場~マネージャー」の経験を経て葬儀社に転職しました。その後、老舗・中堅葬儀社など様々な現場責任者の経験を積み、現在のアイセ・メモリアル神奈川にて主に運営・管理者として精進しております。
趣味はサウナ・ゴルフ・妻とグルメドライブで、家族を一番大切にしています。
座右銘は「我即宇宙・我以外皆我師」です。

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