家族葬ではお花を送っていい？供花の種類や送り方のマナーについて

家族葬とは

家族葬とは親しい間柄の人や家族などの身内で行われる、小規模な葬儀のことを指します。葬儀への価値観の多様化により、寺院を呼んでの葬送の場というよりは、無宗教での故人とのお別れの場と考えるなど家族葬が増加しています。

家族葬で供花は送っていいのか？

本来家族葬は家族のみで行われる為、供花を送る必要はありませんが、親しい友人であったり遠方に住んでいるので参列できない場合などにその方達からの気持ちで供花を送る場合が多く見られます。供花を送る際には必ず担当葬儀社に連絡をして供花を送って良いのかなどを確認しましょう。供花を送れるようであれば、担当葬儀社から注文用紙がFAXで送られてるくケースが一番多いと思いますので記入をして葬儀社に返信すれば注文を受け付けてくれます。

家族葬で送られる花の種類について

花の種類に関しては祭壇を昔ながらの白木祭壇を利用していれば、和風タイプの花の種類にするでしょうし、最近の傾向で花祭壇を利用しての葬儀であれば、洋風タイプの花の種類にするのが祭壇を含めた全体的な統一感はでてきます。又、地域や宗教によっても花の種類が異なる場合がありますので、担当葬儀社に相談をし、葬儀のスタイルに合わせた適切な花を選びましょう。

家族葬で供花送る際のマナー

家族葬で供花を送る際にはいくつかのマナーを守る必要があります。

1.金額に関して、地域にもよりますが供花は1基12,000円～30,000円くらいまでの料金形態で用意をしていたり、両側に出すので2基であったり、上下の２段タイプで2基であったりと様々な金額設定があります。自分の住んでいる地域であれば大体の予想はつきますが、他県であったりする場合には担当葬儀社に確認すると地域の相場感も教えてくれるので参考にしてみると良いでしょう。

2.サイズに関して、弊社であれば15,000円タイプの供花からスタートして、20,000円、30,000円となります。一番選ばれるサイズは15,000円のタイプとなりますので供花を送る際には、遺族や親族、友人等とサイズ感は合わせたのが良いかもしれません。又、最近ではアレンジ花を送る方もいますが斎場に送ると明らかにサイズ感も飾り方も違うので全体のバランスが崩れてしまう事もありますので、アレンジ花を送る際には遺族に連絡をしてご自宅に送る手配をしたのが喜ばれるかもしれません。

3.葬儀にスタイルに合わせる事も大切です。宗派や葬儀スタイルによって供花の種類や色合いなども変わってきます。例えば無宗教のお別れ会でお花の祭壇（生花祭壇）で送る場合には供花も洋花に統一するケースが多いです。白木祭壇を使用しての葬儀の場合ですが供花を菊を中心に作る和風にする事もあります。

家族葬で供花送る際の注意点

供花を送る際に注意点としては、前項のマナーと重複する部分が多いですが配達の時間に関して、お通夜があるのであれば開式の数時間前より葬儀社による設営が始まっていますのでその時間に合わせて送る手配をする必要性があります。基本的には統一感を持たせるために供花は担当葬儀社が一括して窓口をする事が多いです。告別式のみ執り行う一日葬でも設営は前日に行う事が多い為、必ず事前に担当葬儀社に確認が必要です。時間によっては送った供花を受け取ってもらえない場合もあるので注意が必要です。

家族葬にお花（供花）を送る場合に関して、花祭壇だった場合には全体の色合いであったり、宗教によっては種類を指定される場合もあります。送る側が決めるのではなく、受け取る側の気持ちも考えて事前に担当葬儀社に確認する事が必要です。
ご不明な点ございましたら、アイセ・メモリアルに24時間365日お問い合わせ・ご相談ください。

オリジナル商品のご紹介

画像をクリック

「愛墓」それは自宅で故人と寄り添うかたち

自宅に仏壇がない、お墓を持たない、または永代供養や散骨によってお骨が手元にない、拝む場所がないという方々に向けて、「場所を選ばず置ける墓石 ”愛慕”」をご提案します。

この記事を書いた人

小林栄樹（事業本部長）

資格
・厚生労働省認定　葬祭ディレクター1級
・グリーフケアアドバイザー1級

神奈川県に生まれ、愛川町半原の自然豊かな町で育ちました。
営業職を経験後、葬儀業界に身を投じて20年以上の大ベテランです。
納棺師を運営する会社で「現場～マネージャー」の経験を経て葬儀社に転職しました。その後、老舗・中堅葬儀社など様々な現場責任者の経験を積み、現在のアイセ・メモリアル神奈川にて主に運営・管理者として精進しております。
趣味はサウナ・ゴルフ・妻とグルメドライブで、家族を一番大切にしています。
座右銘は「我即宇宙・我以外皆我師」です。