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香典の選び方から金額、書き方やマナーを徹底解説

故人への弔意やご遺族を慰める気持ちを表すための香典には、さまざまな作法があります。
香典に包む金額の相場は、故人との生前の間柄や立場によって変わります。
お金を包む香典袋は金額に見合ったものを使用し、お通夜や葬儀会場に持参するときは袱紗(ふくさ)に包みましょう。

香典袋の表袋上段の「表書き」は、宗教や宗派によって異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

今回は、香典の選び方やさまざまな間柄・立場からの金額相場、香典袋の書き方や渡し方のマナーなどを詳しくご紹介いたします。

香典とは霊前にお供えする金品のこと

香典とは、お通夜や葬儀に参列する際に持参し、霊前にお供えする金品のことです。
弔意を表す方法の1つとして、また、葬儀や法事による急な出費に対するご遺族への援助の意味があります。
香典は、香典袋に紙幣を包んで遺族にお渡しします。

香典は袱紗に包んで持参する

お通夜や葬儀会場に香典を持参する際は、袱紗(ふくさ)を使用します。
袱紗は、進物を包むために使われる、絹などでできた方形の儀礼用の布です。
弔事の際は紫や紺・緑・グレーなど、寒色系の袱紗を使用します。

袱紗にはポケット付きのものと風呂敷状のものがあります。
風呂敷状の袱紗で香典を包む場合は、ひし型に広げた袱紗に中央よりやや右側に香典を置き、右・下・上・左の順番でたたみます。

香典の金額と香典袋の選び方

香典の金額は、故人との間柄や関係性、年齢によって異なります。
一般社団法人 全国冠婚葬祭互助協会のアンケートをもとに、一般的な香典金額の目安をご紹介します。[注1]

[注1]一般社団法人 全国冠婚葬祭互助協会:香典に関するアンケート調査(平成28年度) https://www.zengokyo.or.jp/activity/report/search/funeral-gift/result/

1. 親族への香典金額相場

親族への香典は間柄や立場によって、香典を包む必要がない場合もあります。

両親:5万〜10万円程度

自分が喪主でない場合、葬儀費用を負担していない場合に包みます。
自分が喪主を務める、または葬儀費用を負担している場合は、香典を包む必要はありません。
配偶者の親へも同額の香典を包みます。

祖父母:1万〜3万円程度

社会人として独立しているのなら、同居していた祖父母であっても香典を包みます。
親の扶養を受けている立場ならば、必要ありません。
年齢別の香典金額の目安としては、年齢が20代なら1万〜2万円30〜40代なら2万〜3万円50代以降は3万〜5万円程度です。
配偶者の祖父母へも同額の香典を包みます。

兄弟姉妹:3万〜5万円程度

ほかに兄弟姉妹がいる場合は、全員で話し合って香典金額を決めましょう。
配偶者の兄弟姉妹にも同額の香典を包みます。

叔父・叔母:1万〜2万円

自分の叔父・叔母への香典は、生前の間柄がよほど親しかった場合を除いて、どの年齢層でも1万円包むことが多いようです。
50代、60代になると、間柄によっては2万〜3万円包む場合もあります。

そのほかの親戚:5,000〜1万円

近くない親戚への香典は、5,000〜1万円を目安に、叔父・叔母同様、生前の間柄によって包む金額を決めます。
何十年にかけて深い親交があった従兄弟などは、2万円ほど包む場合もあります。

2. 友人への香典金額相場:3,000〜1万円

友人への香典は、生前の間柄によって包む金額が異なります。
しかし、20代〜30代であれば、5,000円が目安となります。
40代以降になると、親友と呼べる間柄であったなら1万円程度包む場合もあります。
友人の両親が亡くなった場合も、同額の香典を包みます。

知人程度の間柄、ご近所の方への香典相場は、3,000円〜5,000円程度です。
ご近所の場合は、自治会等で香典金額が決まっている場合もあります。香典を包む前に確認しておきましょう。

3. 職場の人への香典金額相場

職場で関わっていた故人やその家族が亡くなったときの香典は、個人ではなく連名で包む場合もあります。
注意すべき点は、上司よりも高い金額を包まないことです。

香典金額の相場は、職場の上司やその家族の場合は5,000〜1万円、職場の同僚や部下、またはその家族の場合は5,000円程度です。
個人的に親しい付き合いがあったかどうか、一緒に参列する上司や同僚とのバランスなどを考えながら、包む金額を決めるとよいでしょう。

香典袋は包んだ金額に見合ったものを選ぶ

香典袋には、水引が印刷された簡易的なものから、大型の高級和紙に双銀などの豪華な水引がついた大金封・特大金封などと呼ばれるものまで、さまざまな種類があります。

香典袋は「豪華なものを使えば良い」というわけではなく、包んだ金額に見合ったものを選びましょう。
香典の金額が5,000円未満の場合は、3,000円〜5,000円程度の印刷タイプ1万円以上の場合は実際に水引がついたものを使用します。
双銀などの豪華な水引がついた香典袋は、5万円以上の金額を包む場合に使います。

香典袋の書き方と注意点

香典袋は、表袋の上段に表書き、下段に表書きよりもやや小さい字で氏名を書きます。
会社の代理として参列する場合は、中央から右側に会社名、中央に役職と氏名を書きます。
中袋の表には包んだ金額を、裏側には住所・氏名を書きます。

このほか、香典袋を書くにあたっては、次のような作法や注意点があります。

1. 香典袋は薄墨で書く

香典袋を書く際は、薄墨の毛筆または筆ペンを使用するのが基本です。
これは、故人に対する悲しみの涙で墨が薄れることを表しています。
薄墨であれば、サインペンを使用しても構いません。
中袋に関しては、黒いペンで書いてもマナー違反にはなりません。読みやすく、間違いのないよう丁寧に書くことが重要です。

2. 表書きは相手の宗教・宗派に合わせる

表書きにはさまざまな種類があり、宗教や宗派によって使い分ける必要があります。
宗教・宗派別で用いるべき表書きは次のとおりです。

仏式 御霊前※・御佛前(御仏前)・御香典・御香料・御布施
神式 御霊前・玉串料・御供物料
キリスト教式 カトリック 御霊前・お花料・御ミサ料
プロテスタント お花料・献花料・忌慰料
無宗派式
宗派がわからない 御霊前
※浄土真宗は使用不可

仏式では、四十九日までは御霊前四十九日以降は御佛前(御仏前)と使い分けるのが一般的です。
ただし、浄土真宗に関しては、「故人は亡くなってすぐに浄土に召され、仏になる」という教えから、御霊前を使うことは失礼にあたります。
浄土真宗の表書きは、御佛前(御仏前)を使用しましょう。

3. 金額は旧漢数字で書く

中袋の表側に書く香典の金額は、旧字体の漢数字を使用するのが基本です。
たとえば、5,000円の場合は「金 伍阡円」、1万円の場合は「金 壱萬円」、10万円の場合は「金 拾萬円也」と書きます。

略式漢数字
旧漢数字

4. 連名表記は3名までにする

香典はできるだけ個人で用意すること望ましいですが、連名で差し出す場合は、表袋下段の氏名は年長者順に右側から書いてきます。
表袋に書く連名の氏名は最大3名までにしましょう。4名以上いる場合は、右側に代表者氏名、左側に「外一同」と書き、別紙に全員の住所・氏名を年長者順に右側から記載します。

香典を渡すときの流れとマナー

香典を渡すタイミングや渡し方には作法があります。
実際に香典を差し出すときに失礼のないよう、しっかり確認しておきましょう。

香典は会場の受付に差し出す

お通夜や葬儀で香典を渡すタイミングは、葬儀会場に到着後、受付を済ませる際に差し出すのが一般的です。

受付に到着して自分の順番が回ってきたら、まずは係員に一礼し、お悔やみの言葉を述べましょう。袱紗は右手のひらに置き、左手で袱紗から香典袋を取り出します。続いて、係員の方から名前がはっきり見えるよう向きを変えながら、袱紗の上に乗せます。
御霊前へのお供えをお願いしながら、両手を添えてお渡ししましょう。

小規模葬儀などで受付がない場合は、焼香の際にお供えするか、遺族に挨拶を交わすときに直接お渡ししましょう。

香典はお通夜・葬儀どちらかでお渡しします。
お通夜・葬儀共に参列する場合も、香典をお渡しするのは1度だけです。
2回に分けてお渡しするのは「不幸の重なる」ことを連想させるため、縁起が悪いとされています。

葬儀後に渡す場合は事前に連絡を入れておく

家族葬で葬儀後に訃報が流れてきた場合は、弔問の際に香典を持参し、遺族に直接お渡しします。
まずは喪主に直接連絡を取り、お詫びとともに弔問に伺いたい旨を伝えましょう
弔問が難しい場合は、お悔やみの手紙とともに現金書留で送ります。

香典を郵送する場合は、葬儀前後の慌ただしい時期は避け、葬儀から1週間〜1ヵ月のあいだに届くように発送しましょう。

ご遺族は49日のころに香典返しの手配を始めます。手配が終わったあとに香典が届いてしまうと、再び香典返しの手配をしなくてはならなくなり、ご遺族に余計な負担をかけてしまいます。

正しい作法を踏まえて香典をお渡ししましょう

故人への弔意を表し、ご遺族へのいたわりの気持ちを表すためにも、香典は正しい作法を踏まえてお渡しすることが大切です。

会葬者の負担や葬儀の簡略化などを考慮し、ご遺族が香典を辞退されるケースも増えています。
このような場合は遺族のご意向を尊重し、香典の持参は控えましょう。

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この記事を書いた人

小林 栄樹(事業本部長)

資格
・厚生労働省認定 葬祭ディレクター1級
・グリーフケアアドバイザー1級

神奈川県に生まれ、愛川町半原の自然豊かな町で育ちました。
営業職を経験後、葬儀業界に身を投じて20年以上の大ベテランです。
納棺師を運営する会社で「現場~マネージャー」の経験を経て葬儀社に転職しました。その後、老舗・中堅葬儀社など様々な現場責任者の経験を積み、現在のアイセ・メモリアル神奈川にて主に運営・管理者として精進しております。
趣味はサウナ・ゴルフ・妻とグルメドライブで、家族を一番大切にしています。
座右銘は「我即宇宙・我以外皆我師」です。

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