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ご遺体搬送はどうすればいい?病院から自宅・県外への搬送方法と費用、依頼先の選び方を葬儀社が解説

ご家族が亡くなられたとき、多くの方が最初に直面するのが「ご遺体をどこへ搬送すればいいのか」という問題です。

病院で亡くなられた場合、病院には長時間ご安置しておくことができないため、短時間のうちに搬送先を決める必要があります。

しかし、

「まだ葬儀社を決めていない」

「自宅に帰してあげたい」

「故人の故郷で葬儀をしたい」

「遠方の家族が暮らす地域へ搬送したい」

「搬送だけ葬儀社にお願いすることはできる?」

など、分からないことが次々に出てきます。

特に、神奈川県から青森県、福井県、新潟県、大阪府など、県境を越える長距離搬送では、搬送料金だけでなく高速道路料金、ドライアイス、防水シーツ、お棺、人員なども考える必要があります。

この記事では、ご遺体搬送を専門的に行ってきたアイセ・メモリアルが、病院からの搬送、施設からの搬送、県外への長距離搬送、搬送だけを依頼する場合のポイントについて分かりやすく解説します。

ご遺体搬送とは?

ご遺体搬送とは、故人をお亡くなりになった場所から、ご自宅や葬儀社の安置施設、斎場など、ご家族が希望する場所までお送りすることです。

病院で亡くなられた場合だけではありません。

現在では、

・病院からご自宅へ
・病院から葬儀社の安置施設へ
・老人ホームからご自宅へ
・老人ホームから葬儀社の安置施設へ
・警察署から安置施設へ
・県外の病院からご自宅へ
・故郷の地域まで長距離搬送

など、さまざまなケースがあります。

特に高齢者施設で最期を迎える方も増えており、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホームなどからの搬送依頼もあります。

アイセ・メモリアルでも、病院だけでなく老人福祉施設などからのご遺体搬送に対応しています。

ご逝去後、最初に決めるのは「葬儀社」ではなく「搬送先」の場合もあります

病院で亡くなられた場合、ご家族は突然、

「どちらへ搬送しますか?」

と聞かれることがあります。

ここで慌ててしまう方は少なくありません。

しかし、まだ葬儀社が決まっていない場合でも、まずは搬送先を決めるという考え方があります。

たとえば、

「自宅に帰りたい」

「自宅では安置できないので、葬儀社の安置施設にお願いしたい」

「故郷で葬儀をするので、まずは県外へ搬送したい」

など、ご家族の希望によって選択肢は変わります。

大切なのは、病院から「すぐに葬儀社を決めなければいけない」と考えすぎないことです。

搬送と葬儀を同じ会社に依頼することもできますが、搬送だけを依頼し、その後、落ち着いて葬儀社を決める方法もあります。

実際にアイセ・メモリアルでは、ご遺体の搬送のみのご依頼にも対応しています。

自宅に搬送する場合

「最後は自宅に帰してあげたい」

これは、ご家族からよく聞かれる希望の一つです。

病院で亡くなられた後、ご自宅へ搬送し、自宅でご安置してから葬儀の準備を進めることもできます。

ただし、自宅安置にはいくつか確認しておきたいことがあります。

まず、ご遺体を横にして安置できるスペースが必要です。

また、ご状態を維持するため、季節やご遺体の状態に応じてドライアイスなどの処置が必要になる場合があります。

さらに、マンションや集合住宅の場合には、エレベーターの大きさ、廊下の幅、階段の状況なども確認しておく必要があります。

そのため、自宅安置を希望される場合には、搬送を依頼するときに、

「自宅に安置したい」

と最初に伝えておくことをおすすめします。

葬儀社の安置施設へ搬送する場合

自宅での安置が難しい場合には、葬儀社などの安置施設へ搬送する方法があります。

現在は住宅事情などから、自宅ではなく安置施設で故人をお預かりするケースも珍しくありません。

この場合、

「どこの葬儀社にするか決めている」

のであれば、その葬儀社へ搬送を依頼すればよいでしょう。

一方で、

「まだ葬儀社を決めていない」

という場合には、搬送専門会社に依頼するという選択肢もあります。

搬送を先に行い、安置した後に葬儀社を比較検討することもできます。

突然のご逝去では、ご家族も冷静に判断できないことがあります。

だからこそ、搬送と葬儀を必ず一つの会社にまとめなければならないわけではない、ということを知っておくと安心です。

故郷や県外へ長距離搬送することもできます

故人が神奈川県で亡くなられたものの、

「生まれ育った故郷で葬儀をしてあげたい」

「実家のある県に帰してあげたい」

「家族が住んでいる地域へ搬送したい」

というケースもあります。

このような場合に必要になるのが、長距離のご遺体搬送です。

アイセ・メモリアルでは、神奈川県相模原市を拠点として、全国各地への長距離搬送に対応しています。実際に、相模原市から青森県三沢市、厚木市から福井県福井市、厚木市から新潟県燕市、東京都から大阪府などの搬送事例があります。

長距離搬送では、単純に「目的地までの距離」だけを考えるのではありません。

・お迎え先
・搬送先
・総走行距離
・高速道路の利用
・季節
・ご遺体の状態
・搬送時間
・必要な備品
・スタッフの人数

などを考慮して計画する必要があります。

長距離搬送の費用は何で決まる?

長距離搬送で特に気になるのが料金です。

搬送料金は、一般的に、

「距離による搬送料金+有料道路料金+必要な備品・人件費」

などによって構成されます。

たとえばアイセ・メモリアルでは、距離に応じて搬送料金を設定しており、30kmまで、60kmまで、90kmまでというように距離区分ごとに料金が設定されています。さらに、防水シーツ、ドライアイス、お棺、追加人件費などが必要に応じて加算されます。

長距離の場合には高速道路などの有料道路料金も必要になります。

そのため、

「長距離搬送は○万円です」

と距離だけで判断するのではなく、

「何が料金に含まれているのか」

を確認することが大切です。

「搬送料金」だけを見て比較しないことが大切

例えばA社が20万円、B社が25万円だったとします。

一見するとA社の方が安く見えます。

しかし、A社の料金には高速道路料金が含まれておらず、B社には含まれているかもしれません。

また、

・ドライアイス
・防水シーツ
・お棺
・追加スタッフ
・深夜早朝料金
・待機料金

などの条件によって最終的な金額は変わります。

長距離搬送では、「基本料金がいくらか」だけではなく、「最終的にいくらになるのか」を確認することが重要です。

アイセ・メモリアルでは、お迎え先と搬送先を確認したうえで、事前に概算のお見積りを案内しています。

長距離搬送では「距離」だけでなく「時間」も重要

長距離搬送では、距離だけを考えてはいけません。

例えば300kmの搬送と500kmの搬送では当然必要な時間が変わります。

さらに、

・渋滞
・天候
・夜間走行
・休憩
・高速道路の状況

などによって到着時間も変わります。

特に長時間の運転では、安全を最優先に考える必要があります。

距離や到着指定時間によっては、スタッフ2名での対応を提案する場合もあります。

これは単に「人数を増やして料金を上げる」という考え方ではありません。

長距離搬送では、安全に故人をお送りするための体制そのものが重要だからです。

夏場の長距離搬送で気をつけたいこと

長距離搬送では、ご遺体の状態を維持することも重要です。

特に夏場は外気温が高くなるため、短距離搬送以上に状態管理への配慮が必要になります。

搬送距離や季節、ご遺体の状態などを考慮し、必要に応じてドライアイスなどの処置を行います。

アイセ・メモリアルでも、長距離搬送では距離や季節、ご遺体の状態などを考慮して搬送方法を提案しています。

「何時間なら大丈夫」という単純な話ではありません。

その時の状況を確認し、専門的な判断をすることが大切です。

ご遺体搬送は誰に依頼すればいい?

ご遺体搬送を依頼する場合、大きく分けると、

  1. 葬儀社
  2. 搬送専門会社

という選択肢があります。

葬儀社に依頼するメリットは、搬送から安置、葬儀まで一貫して相談しやすいことです。

一方、搬送専門会社の場合は、葬儀社をまだ決めていない場合でも搬送だけを依頼しやすいというメリットがあります。

どちらが正解ということではありません。

大切なのは、

「自分たちが何を依頼したいのか」

を明確にすることです。

例えば、

「搬送だけお願いしたい」

「搬送後は地元の葬儀社に任せたい」

「搬送から葬儀まで全部お願いしたい」

では、選ぶ会社も変わります。

ご遺体搬送だけを依頼することはできる?

遺体搬送

はい、搬送だけを依頼することは可能です。

「葬儀は故郷の葬儀社にお願いする予定なので、まずは神奈川県から故郷まで搬送してほしい」

というケースも考えられます。

このような場合には、搬送専門の対応ができる葬儀社・搬送会社へ相談するとよいでしょう。

ただし、搬送先での受け入れ体制については事前に確認しておくことをおすすめします。

特に遠方の場合、

「到着したらどこに安置するのか」

「現地の葬儀社は決まっているのか」

「何時ごろ到着する予定なのか」

などを整理しておくことが大切です。

長距離搬送を依頼するときに確認したい7つのポイント

長距離搬送を依頼するときには、次の7点を確認しておくと安心です。

1.どこからどこまで搬送するのか

病院名だけではなく、搬送先の住所まで伝えましょう。

2.搬送料金はいくらなのか

距離による基本料金を確認します。

3.高速道路料金は別途なのか

有料道路料金が別途になる場合があります。

4.ドライアイスなどは含まれているのか

防水シーツやドライアイス、お棺などの費用も確認しましょう。

5.深夜・早朝料金はあるのか

夜間や早朝の搬送の場合、割増料金の有無を確認します。

6.何名で搬送するのか

長距離や到着時間によって、2名対応となる場合があります。

7.最終的な見積りはいくらなのか

「基本料金」だけではなく、最終的に支払う金額を確認することが大切です。

長距離搬送・遺体搬送|アイセ・メモリアル

葬儀手続き

「安い搬送業者」を選ぶことだけが正解ではありません

ご遺体搬送は、一般的な荷物の配送とは違います。

故人を安全に、そして尊厳を保ちながら目的地までお送りする仕事です。

そのため、

「一番安いところを探そう」

という考え方だけで決めることはおすすめできません。

もちろん料金は大切です。

しかし、

・24時間対応できるか
・長距離搬送の経験があるか
・料金説明が明確か
・必要な処置を説明してくれるか
・搬送先との連携ができるか
・ご家族の希望を聞いてくれるか

といった点も重要です。

特に長距離搬送では、数時間にわたって故人をお預かりすることになります。

だからこそ、「誰に任せるか」は料金と同じくらい大切です。

思い出の場所を通ってほしいというご希望にも

ご遺体搬送には、単なる「移動」ではない側面があります。

例えば、

「最後に自宅の前を通ってほしい」

「長年経営していた会社の前を通ってほしい」

「故人が好きだった場所を通ってほしい」

など、ご家族からさまざまなご希望をいただくことがあります。

もちろん交通事情や安全上の問題などから、すべてのご希望に対応できるとは限りません。

しかし、搬送を単なる移動作業として考えるのではなく、

「故人を最後にどのように送りたいのか」

というご家族の気持ちを大切にすることも、ご遺体搬送を担う側の役割だと私たちは考えています。

アイセ・メモリアルでも、搬送ルートについて事前にご相談いただくことができます。

ご遺体搬送は「最後の時間」を支える仕事

ご家族にとって、ご逝去直後は気持ちの整理がつかない時間です。

その中で、

「どこに搬送するのか」

「葬儀社はどうするのか」

「費用はいくらなのか」

など、次々に判断を求められます。

だからこそ、ご遺体搬送を行う側には、単に運転技術だけではなく、ご家族の不安を少しでも減らす対応が求められます。

搬送先を確認する。

必要な処置を説明する。

料金を明確に伝える。

到着まで安全にお送りする。

そして、故人を大切に扱う。

一つひとつは当たり前のように見えることですが、ご家族にとっては、その一つひとつが安心につながります。

神奈川県から全国への長距離搬送をご検討の方へ

長距離搬送・遺体搬送|アイセ・メモリアル

アイセ・メモリアルでは、神奈川県相模原市を拠点に、病院・老人ホーム・施設などからのご遺体搬送に対応しています。

近距離の搬送だけでなく、県外への長距離搬送、遠方への搬送のみのご依頼についてもご相談いただけます。

長距離搬送では、距離、季節、ご遺体の状態、到着希望時間などを確認し、安全にお送りできる方法をご提案します。

「まだ葬儀社を決めていないけれど、まず搬送だけお願いしたい」

「神奈川県から故郷へ帰してあげたい」

「病院から自宅へ搬送したい」

「遠方の葬儀社へ引き継ぎたい」

このような場合も、まずはご相談ください。

お迎え先と搬送先が分かれば、料金の概算を確認することができます。

ご逝去直後は、何から決めればいいのか分からなくなるのが当然です。

だからこそ、焦ってすべてを決める必要はありません。

まずは「どこへ故人をお送りするのか」を考える。

そのうえで、搬送方法、費用、安置先、葬儀について一つずつ整理していけば大丈夫です。

アイセ・メモリアルは、故人を安全にお送りすることはもちろん、ご家族が少しでも落ち着いて次のことを考えられるような、ご遺体搬送を心がけています。

ご遺体搬送・長距離搬送についてお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

小林 栄樹(取締役社長)

資格
・厚生労働省認定 葬祭ディレクター1級
・グリーフケアアドバイザー特級(講師資格)

神奈川県に生まれ、愛川町半原の自然豊かな町で育ちました。
営業職を経験後、葬儀業界に身を投じて20年以上の大ベテランです。
納棺師を運営する会社で「現場~マネージャー」の経験を経て葬儀社に転職しました。その後、老舗・中堅葬儀社など様々な現場責任者の経験を積み、現在のアイセ・メモリアル神奈川にて主に運営・管理者として精進しております。
趣味はサウナ・ゴルフ・妻とグルメドライブで、家族を一番大切にしています。
座右銘は「信義」です。

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